090524-コルリ?
今回は「コルリ?」とは銘打ったがコルリは出てこない。悲惨な鳥見のお話だ。実は急な休暇となった22日は朝から雨だった。でも雨だといっても貴重な一日フリーな休日を鳥見に行かないわけには行かない。朝から雨でも石巻に出かけていった。ここは雨でも車で入っていけるはずだった。入り口がふさがれて入れない。しょうがないので歩いていこうとしたが折から雨足が強まったので断念。遠くにシギチの大きな群れ(たぶんハマシギ)が見えていたのに断念(根性なし)。近くにホバリングしてくれたヒバリを撮って、退散した
。次に向かったのは登米市、昨年、一昨年と私を迎えてくれたヒクイナと再会するぞ~!石巻から無料の高速が登米まで開通しており、以外と近い。現地の沼に着いたが昨年までは聞こえたさえずりが聞こえない。まだ早いのかな~?目の前をキジが横切った。雨でぬれた草地に良く映える。後姿と横顔だ。
ここまで来て、ヒバリとキジだけか?遠くでカイツブリの声が聞こえた。翌日23日は土曜日なので午前中だけだがSMさんと一緒にイヌワシを探しに出かけた。現地につくと寒い!
それなりに高いところだ。待てども待てどもイヌワシは出ない。知り合いに電話してみると今年は繁殖失敗との事。それじゃ~こんながけっぷちにいるわけないかと退散。タコだ~!帰る際に名水だといわれる水取り場で飲んだ水はうまかった。ところでその水の近くでSMさんが変な虫を発見。オトシブミの一種だそうだ。虫にも造詣が深い方だ。 この日はこれでおしまい。絶不調!!
翌日23日は先日までのハードラックを払拭するため泉ヶ岳に出かけた・狙いはコルリだ。ポイントにつくと早速コルリの声がする・藪のなかでじっと待つことに。1時間近く待った後、笹藪をさまよったがとうとう現れなかった。かなり近くまできたが結局声だけだった。遅かったか?ちなみにコルリ♂は♀を得るため、5月のGW明けころは枝にとまって囀るらしいが、番となると藪から出てこないとの事。おまけに変な虫に足を支えて今も赤くはれ上がって痛い。オオジシギにも会いたかったが時間切れだ。後ろ髪を引かれて泣く泣く帰った。そして家族からフリーとなった3時ころ、再び出かけた。目指すは県民の森!目指すはサンコウチョウ。現地について5分ほど歩くと手前の沼に白鳥がいる。オオハクチョウだ!突然羽ばたいたが右の羽が折れていて飛べない。かわいそうに。
そしてサンコウチョウを探して、いつものポイントで待つこと15分、ホイホイが聞こえた。出たー!でも暗い、早い、枝かぶりの撮影難易度は高い!しかも夕方だったので暗さはさらに増していく。だめだった。ボケボケの1枚だけだった。まったく姿を現さないコルリよりはましだがむずかしい鳥だ。
というわけ、鳥惨敗の日々は終わった。
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